派遣から在籍になったら聞いていた条件と違った。どう対応すればいい?

雇用トラブル

 

こんにちは、ナイトワーク法律相談所です。

今働いているお店に入店しようとなった決め手は何ですか?サイト?スカウト?友人からの紹介?いろいろ方法はありますよね。系列内の移動や、昔働いていたお店の知り合いに頼まれてっていうのもありますね。めったにあるかどうかはわからないのですが、派遣で来ていたけどお店側に頼まれて在籍契約したっていうのもあります。特定のお店に在籍せず、主にヘルプとして不定期にいろんなお店で働くのを派遣といいます。

派遣をする人にはいろんな理由があります。
その中でも、在籍のルールやノルマに疲れた、いったん辞めてからブランクがあるので、とかが多い気がします。未経験の学生はだいたいお店の専属ヘルプから始まるので、学生さんで派遣嬢というのはあまり聞きません。というか、未経験ならなおさら水商売に派遣があるというのも知らなさそうですよね。派遣を知るきっかけも人それぞれなのかと思います。

待機席に見慣れない子がいたので、体験入店かと思って話しかけたら実は派遣だった……とか、それこそもともと派遣だったけど今のお店に声がかかって在籍になったと教えてももらった……とか。暗黙のルールなのかもしれませんが、だいたいのお店では「自分は派遣嬢です」と言ってはいけないところが多いです。お客さんはもちろんですが、お店の子にもです。

つまり、黒服以外にはバラしてはいけないということです。
お客さんに言ってはいけないのはなんとなくわかるかと思います。気に入った子が次に来店してもお店にいないのであればお客さんも興ざめですから。お店の子に言ってはいけないのは詳しくは理由を聞いたことがないのですが、おそらく派遣のメリットなどを知ってしまって、在籍じゃなくなるのを危惧しているからでしょうか?派遣は在籍と違ってノルマや給率というものがありません。

そもそもの話、決まったお店にいないので固定のお客さんは持っていないです。給率も同様で、決まったお店でもないので給率の出しようがありません。時間保証もあるので、3時間の保証でしたらどれだけ暇でも3時間は働かせてもらえます。給率やノルマを気にしないで、決まった時間は働けるとなるとそれこそブランクがある人や、在籍に疲れてしまった人にはうってつけです。

また、だいたいは水商売向けの大手派遣会社を通しているので、ピンハネもしにくいです。
お店側も人手が足りないから派遣を使っているのもあり、派遣会社と揉めたら今後人手が足りない時に困るからってのもあります。でも、派遣で来た女の子の態度が悪い場合は派遣会社に物申すことが出来ます。
メリットは金銭や精神的なものが多いです。ずっと在籍していて、やれノルマだ給率だと言われ続けていたら、好きな日にノルマも給率も関係なく、時間保証もされている派遣が輝くと思います。

でもデメリットだってあります。
第一に、働けるお店がプロポーションのランクで分けられるところが多いです。派遣はだいたい登録会と言われている、水商売向け派遣会社の主催する派遣登録会に言って、自分の容姿や働く際の条件などを登録してきます。この時プロポーションでランクがつけられ、自分のついているランク以上のお店の求人は応募できない(表示されない)ようになります。これはうわさで聞きかじったのですが、友達同士で登録会に行くと、ランクが低い方の友達に合わせられるらしいです。

たぶん、秘密裏にしているランク付けに気づかれたらまずいからなのでしょうか。ですから、登録会に行くときは一人で行くか、友達ということを伏せて言ったほうが双方の迷惑にはならないと思います。派遣先では、バックはほとんどのお店でもらえません。体入としての働かせ方が多いので、体入としての区分だとバックはもらえないです。

また、体入扱いですと給料計算も在籍と違うところもあります。源泉徴収に追加でとられる雑費などです。次に、いい席にはめったにつけません。これが例えば、都内繁華街で通用するような容姿でしたら変わるのですが、そうでない場合、まずドリンクが出るところにはなかなかつけません。ヘルプも、太客のヘルプにはなかなかつけないです。これは粗相の心配だと思います。

主にノードリフリーの席が多くなりますね。常連だけどドリンクが出ないところにもつかされがちです。まあ女の子不足で派遣がいると思うので、何巡かすればいずれはつくだろうと思いますが、それでも後のほうですね。あとは延長交渉が入るところへの付け回しも基本避けられます。

だから、つける席が限られているっていうのと、どれだけ飲んでも場内指名をもらってもバックがもらえないのがデメリットです。ですが、ドリンクを自発的にたくさんとったり、場内を何本かいただいたりする子はお店にとっても欲しい人材ではあるので、その日を体入扱いにして今後在籍しないか、という交渉も行われます。

派遣はここで断っても今後働けるところが多いのでだいたい条件を相談して在籍するか断るか決めるのですが……まぁここの条件が守られなくなってくるときがあるんです。今回はそのトラブルについてのお話ですね。

トラブル例をご紹介

派遣から在籍になったのに最初と条件が違う

派遣が在籍になるのは、派遣側からのお願いとお店側からのお願いがあります。派遣側からのお願いですとどうなるかはわかりませんが、お店側からのお願いとなるともともと在籍の気もなかった人に頼むということもあって、下手に出ることもしばしばです。週3で派遣をしていたのであれば週3出勤でいい、時給は変動しない、などです。

また、お客さんはほぼほぼ持っていない人が多いので保証期間扱いになります。
好条件とのこともあり、在籍を決めいざ本入店……!保証期間も終わり順調に在籍できている、と思ったらもっと出勤を増やしてほしいとか、週4出ないと時給下げるとか、給率が○%下回っていたら時給下がる・バック変わるよ、などと言われてしまった。

ノルマがないって聞いていたのにお店ではノルマ・ペナルティ付きのイベントがある。時給が変動しないって思っていたら、保証期間も終わったからイベントも参加してもらってくれと。そういうこと多いですよね。そもそも在籍に疲れて派遣にシフトチェンジした人もいますし、後出しでそういうこと言うのは辞めてほしいです。

【予防策】

在籍交渉されたときに全部聞いてしまっていいです。お店側としては、女の子側から体入としてきたのではなく、派遣としてきた人をいわば「スカウト」するようなものですから、ある程度下手に出ます。
ですので、給率計算や給料から引かれるものなど気になったものはガンガン聞いたほうが良いです。

その時にノルマや時給が変動するイベントがあるかどうか確認しましょう。この時点ではなかったけど今後方針が代わってやることになった、などと言い出すお店もあります。そのときはその時にまた言いましょう。本入が決まると、改めて従業員名簿に条件や源氏名など書いて「次の出勤日からよろしくお願いします」と返されます。

その際出勤確認も兼ねて面接担当者や店長と連絡先を交換すると思います。
そうしたら、お礼とよろしくお願いしますの連絡と一緒に、簡単に入店時の条件を確認事項として送っておくもの良いです。出勤は週に何日・何曜日・この曜日は絶対に出られない・給料・ノルマイベントの有無などです。「私が忘れやすいので確認出来るように共有してもいいですか」など添えておきましょう。すぐにメモする癖もあるんだなと、もしかしたら好印象なところもできるかもです。

【解決策】

派遣に登録してあるままだから、いつでも辞められるんだよ!という強い精神のもと物申しましょう。それと、本当に入店時の条件と全く違うものを要求されたのであれば、確認と称して送ったラインを見せつつ、面談をお願いしましょう。

お店で打ち出しているノルマイベントに対しては、私だけ対象外にしてほしいなど言いにくいですけど(そもそも突然やり始めたのであれば、ほかの女の子も同じ思いを抱いているはず)、相談して少しずつ条件を見直しながら解決したほうが良いです。そのお店で力を持っている女の子と仲良くなるのが一番安全なんですけどね。

最後に

ナイトワーク(水商売)で働くからには、業界ならではの独自ルールと言うものが存在します。好待遇だからと言って直ぐに飛びつかず、面接時や体入時にしっかり確認することがおすすめです。
何でもかんでも法律違反だから……と考えすぎるのも善し悪しがあります。

最近は大手グループなどで、上記のようなことを払拭する取り組みをしているお店も増えています。
本入する前にネットでの口コミを確認したり、体験入店(体入)時に女の子に聞いてみたり、紹介で入るのであれば実際に働いている女の子の感想などを参考にして、お店選びをするのが良いでしょう。

ナイトワーク(水商売)で働く女の子たちから退店時のトラブルで相談件数が増えておりますので、普段から上記の内容などに気を付けていることを心掛けましょう。
ナイトワーク(水商売)で長年キャバ嬢やホステスをやっていると、さまざまなトラブルに巻き込まれたり遭遇したりと悩みは尽きないと思います。

そんな悩みを解決できるサイトがあるのはご存知でしょうか?
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