体入までたどり着けないときにやるべきこと

雇用トラブル

 

こんにちは、ナイトワーク法律相談所です。

そろそろ春。この時期あたりか、早いところは1月末から学生さんの体入・短期在籍が増えるところが多いです。学生さんは春休みに入るんですよね。うらやましいですね。前期後期制の大学や短大が多いので、7月末から1か月、1月末-2月末から2ヶ月ほどは学生さんが増えます。学生ヘルプになるか、そのまま卒業まで在籍するか、突然飛ぶかは本人次第ですが……。一時的に在籍が増えるとなると、困るのがほかの「在籍を探している」キャストです。面接→体験入店→在籍が基本の水商売ですが、体験入店できずに終わるときももちろんあります。本人確認書類を提出して、個人情報を記入して軽く面接。

そこから体入の流れになるのですが、そこで「体入できません」となるのです。この「できません」には2通りあって、1つは文字通り「体入できない」もう一1つは「今日は体入できない」です。毎週この曜日はお客さんの入りが悪いとか、指名客の来店予定が多いのでフリーが入らない・体入の子にヘルプを任せるのが難しいから別の日にxずらしてほしい、などです。

文字通り「体入できない」だと、まあ理由もいろいろですが「在籍が多いので」と断られることがかなりあります。最初からそのつもりなら個人情報を提出するのも意味がないし、わざわざ面接に赴くのも無駄足です。メールや電話で教えてほしいです。でも、面接までしないとダメな理由も何点かあるのです。

その理由をちゃんと話してくれるお店も中にあるのですし、だいたいそういうお店は良いお店です。でもまあ、いいお店というのは見つけにくい。というか、未経験や学生さんがいいお店を探すのはとても難しいですよね。あ、安心してください。スカウトやあっせんを促す記事ではありません。最近多いですよね。最後に登録会へ促したり、スカウトへつなげようとしたりする記事……。ナイトワーク法律相談所は、その名の通りナイトワーク・水商売で働くキャストのトラブルを解決するためのHPです。何か相談事があれば、こちらの記事とかでも触れられればいいなと思っています。

ですが、そこからスカウトなどにはつなげません。大事なことですのでもう一度言いました。スカウトも使うことに抵抗ある人ない人がいますね。最近はSNSを使って探す人も多いのですが、まあ当たりはずれが多い有名だったアカウントを買い取ってスカウト用のアカウントにする人もいるそうじゃないですか。個人的に苦手なのは、「体入しようかな」「いい出稼ぎないかな」などに対してスカウトがこぞってリプライ・DMをすることです。

この手法、ホストも使いますよね。否定はしませんし、それで助かっている人もいるのでしょうが、明らかに文章も読んでいない、検索して引っかかったつぶやきに反射的に反応している人たちは苦手です。

話がかなりそれましたが、今回は体入のお話メインになります。トラブルか?とお思いの人も多そうですが、トラブルに発展しやすい事項です。(例えば、在籍が多すぎて断られたお店に友達は受かったと知ったらトラブルに発展するかはわかりませんが、かなりもやもやするし、今後のモチベにも関わります)体入はお店と女の子をつなぐ制度だと思っています。水商売以外の仕事だと、なかなか「体験入店」という制度がありません。

コンカフェとかだとたまに見かけるのですが、やっぱり「接客飲食店」だからじゃないのでしょうか?「1日だけ体験しましょう!」は学生のインターンや職場体験くらいです。給料の渡し方とかもあるのですが、水商売はお店やエリアとの相性、キャストの才能や容姿が重視される仕事なので、互いにそれを見極めるために体験入店があるのだと思います。
もちろん、違う理由で使う人もいるんですが……。

トラブル例をご紹介

目次

体入までたどりつけない

近は水商売(特にキャバ嬢向け)の求人サイトはが増えていますね。仲には体入だけに特化したサイトもあるほどです。そういうところはよほどの事情が無い限り基本即日体入が出来る店舗ではあります。即日体入可能店舗、のようなジャンルもあるはずです。そうでない求人だと、「体入の申し込み」などのボタンはあるのですが、面接ではじかれることも少なくはありません。

「在籍が多くて」「この出勤日数だとうちでは厳しいかもしれない」「年齢がちょっと……」などなど理由は様々です。
体入って、サイト経由で送る際に年齢や希望出勤日数なども送ること多いですよね。だのに、在籍数や出勤日数・年齢を理由に面接当日に体入を断られるのは少々癪に障ります。例えば、知り合いに会いたくないから、わざわざ少し遠いところを選んで時間とお金をかけて面接に来た人もいます。昼職とのダブルワークとして仕事を調整してくる人もいます。そういう人達にとっては、ただ忙しい思いをして個人情報を店に渡してきた……みたいな想いしかしません。破棄しますなども言われなければ不安も募るばかりです。

体入できない理由が、メールやメッセージツールのやり取りだけで分かるような内容なのに、なぜ面接前に断らないのでしょうか?理由は結構下世話なんですが、顔やスタイルを見て決めています。これが、在籍や層の薄いお店なら問答無用で体入ですが、そうでもなく、ちょっと在籍も多いし、先ほど言ったように学生の短期在籍が増えている場合、これ以上キャストを増やしても、出勤調整をかけてしまい満足に働けない可能性も見越してのお断りがあるのです。

ですので、来るもの拒まずでずっと体入や在籍をとり続けていると、お店にとってもマイナスになることが多いんですよね。だから、面接に来た人の容姿を確認したうえで、出勤日数や希望給を聞き、体入を決めます。本当に容姿やスタイルに優れている人は、たとえお店の在籍が多くても、その子の希望出勤日数が週1や週末終電上がりだとしても、お店としては確保したい人材ですから、積極的に採用するのです。また、容姿に優れていると、待機席に座っているだけで場内指名をもらえることもあるのです。お客様の来店・退店時に起立するお店が多いと思います。お出迎えやお見送りはもちろんですが、フリーのお客さんだと「こういう子がいますよ」とアピールすることが出来るのです。売り出し中のキャスト、その日たまたま予定が無い上位ナンバーなどを入口付近の待機席に座らせて、お客さんに真っ先に認知させることも多いです。

これは余談ですが、「姿勢をよくする」ことも場内指名を取るコツになります。
たまたまお手洗いで席を外したお客さんとすれ違ったキャストの歩き方がきれいで場内指名を入れた、とのお話も聞きます。他の座っている時の姿勢がきれいだから呼んでよ、などもあります。どんな人も「自分に自信がある」人に好かれたい傾向にあると思います。

【予防策】

在籍人数の都合上はじかれるのは嫌……という方、お店のHPや求人サイトの人数は必ずしも全員とは言えません。中にはメディア露出を控えている人もいるので、そこで「ここは在籍少ないからいけるな」と判断する材料にはできません。

ですので、面接や体入の連絡をする際に在籍事情などをやんわりと聴きましょう。それでも「一度お店に来て」など言われたら、向かうしかないのですが、在籍を理由で断りにくくなるとは思います。
容姿などに関しては、これは生まれ持ったものや努力の積み重ねもあるので、難しいのですが、当たり前のことを言うのであれば、当日は濃い目の化粧をしましょう。程度がわからないのであれば、働くエリアの雰囲気に合った雑誌などを見て参考にしましょう。それと、眉毛は絶対に整えてください。眉毛だけでも人間の印象は変わります。

【解決策】

すでにお客さんがいて、他店舗から移動する人は同伴があると伝えると絶対に体入できるし、そのまま本入できます。他には、友人がいる場合その子に紹介してもらいましょう。友人にもバックが行く場合もあります。ただ、友人に迷惑が掛からないようにしてください。突然飛んだり、問題を起こしたりしたら、しわ寄せが行くのは友人です。

たくさん出勤できそうな人は、面接時に出勤希望日数を多く伝えるのもアリです。未経験の人は、慣れるために最初はいろいろ融通が利くところもあります。体入を申し込む期間にも気を付けましょう。あまり客足が少ない二八の時期は断られるところが多いです。年末は大量募集をかけていますが、そこから増えたキャストをあの手この手で減らしにかかるので、精神的プレッシャーが大きいです。

最後に

ナイトワーク(水商売)で働くからには、業界ならではの独自ルールと言うものが存在します。好待遇だからと言って直ぐに飛びつかず、面接時や体入時にしっかり確認することがおすすめです。
何でもかんでも法律違反だから……と考えすぎるのも善し悪しがあります。

最近は大手グループなどで、上記のようなことを払拭する取り組みをしているお店も増えています。
本入する前にネットでの口コミを確認したり、体験入店(体入)時に女の子に聞いてみたり、紹介で入るのであれば実際に働いている女の子の感想などを参考にして、お店選びをするのが良いでしょう。

ナイトワーク(水商売)で働く女の子たちから退店時のトラブルで相談件数が増えておりますので、普段から上記の内容などに気を付けていることを心掛けましょう。
ナイトワーク(水商売)で長年キャバ嬢やホステスをやっていると、さまざまなトラブルに巻き込まれたり遭遇したりと悩みは尽きないと思います。

そんな悩みを解決できるサイトがあるのはご存知でしょうか?
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