ヘルプ先でのトラブルを防ぐために覚えておきたいこととは
こんにちは、ナイトワーク法律相談所です。
クリスマスが近づいてきましたね!
日本って、ハロウィンが終わったらすぐクリスマスムードになるので、11月に何か大きなイベントがない気がするんですが、実際そうでした。ポッキーの日くらいでしょうか?
ナイトワーク(水商売)のお店も、年の瀬は稼ぎ時。
クリスマス商戦はもちろんのこと、一番はやっぱり忘年会です。
会社などの集まりの忘年会に使ってくれれば一番うれしいのですが、いろいろな世代や性別が集まる忘年会では、なかなか使ってもらえないのが事実。
そこで、二次会・三次会……n次会を狙うために連絡をしまくります。
お酒が入った人って、普段の抑制されている性格がひっこむので、結構気が強くなる人、自分を大きく見せたがる人が増えがちです。例えば、忘年会が終わって、二次会をどこにするか決めあぐねているとき、この付近を知っているって後輩にかっこいいところを見せたがる人がいるとします。知っている=いい飲み屋がわかる、というのが一番わかりやすいですよね。居酒屋でももちろんいいのですが、ここで「指名しているキャバ嬢がいる店」「連絡とっているホステスがいる店」などがすぐ出てくると、おお、飲んでいるんだな、となるわけです。お酒も入っているので、勢いや気の強さ、なんならボーナスもあります。一度も本指名で返ってこなくても、ここで指名になる可能性が大きいのです。次の店をどうしようか、せっかく盛り上がっているから、はずれかどうかもわからない知らないところ行くよりも、何度か行っている店のほうがあたりの確証あるな、と考えている人も多いはず。
そこでメッセージアプリの通知が来たり、昼間の連絡を思い出したりして、知っているし連絡もマメだからいいところかもしれない、と来店・指名を考えてくれる人も多いです。
「連絡とっているキャバ嬢の店に行こう」なんて言ったら当然指名しなきゃいけない流れになりますしね。だから、もしかしたらそれ一度きりの来店になるかもしれないけれど、団体できやすくて、お金も使ってくれそうなこの時期は、年度末と並んで書き入れ時です。でもやっぱり酔っぱらった人間を相手にします。お酒のトラブルは100%避けられないことも多いのです。酔っぱらってタクシーに財布を置いて行ってしまったお客さんが、ここで誰かに盗まれた!!と騒ぎ立てて警察を呼んだ話も聞いたことがあります。お客さん同士でもめることもあるかもしれない……。
特に地域に根付いたお店だと、たまたま指名していた子が、地元の先輩も指名していて、気を使って指名を辞めたり、ちょっと言い合いになったりする可能性もあるのです……。
これはどんな時期にも言えることですが、まとまった人数の飲み会が多い時期にありがちなことではあります。あとは、年末年始はお巡りさんが多いので、いつもより張り切って客引きをしてしまうとしょっ引かれることも多いですね。客引きダメなところまでしつこく引いて、おまわりさんに目をつけられてたびたび抜き打ち検査に来られるお店もやっぱり存在します。
12月は盛り上がることが多い月です。
盛り上がりに水を差されてはつらいので、節度を守って飲みましょう。
トラブル例をご紹介
目次
ヘルプ先でトラブルに巻き込まれる
最初にお話ししたことと少し被るかもしれませんが、あるんですよね……。
指名している女の子がかぶると途端に帰っちゃう人とかいませんか?
ヘルプでついていたら突然「もう帰る」みたいに立ち上がられて……。
ヘルプのしかたが悪かったのかな、とかなり焦ることもあるんですけど、だいたいそれで帰るのは、宅かぶりが嫌だからです。かわいく言うとやきもちやき、そうじゃなければ大人気ない。
だって「帰る」と言ってしまえば、指名している女の子はかぶっている宅から戻ってくるところがほとんどですから。お見送りや、説得・お会計でだいたい指名している女の子は戻ってきます。
そこで説得されたり、機嫌を直したりして帰らない人も多いんですが、その「女の子が戻ってくる」というのを知っていてやる人も多いです。そうしたら何分かはその席にいないといけません。
被っているお客さんがいい人なら、笑顔で見送ってくれるかもしれませんが、そうでなく、しかも同じような「やきもちやき」や、あまりお店に慣れていないお客さんだと不満を持つ可能性が大きいです。
厄介ですね。本当に。ヘルプでついてくれた女の子にも申し訳なくなります。(そもそもやきもちやきなどのお客さんって、女の子にガチ恋している人が多いです。そういう人は、ガチ恋している女の子以外は眼中になく、ドリンクを出さないのはほとんどですし、全く会話してくれないこともほとんどです。中には「○○(本指名の子)が帰ってくるまでつけなくていいよ」とか言い出す人もいます。気まずくなるよりかはいいんですけど、お店の見栄えとしては辞めてほしいですね。
また、同伴先で口説いたりホテルに誘ったりしたけど見向きもされず、しぶしぶお店に来る人。こういう人も危険です。まず意中の女の子を落とせなかったということで、機嫌が悪いです。
同伴は最初女の子の支度のため、ヘルプがつくことが多いですよね。そこで指名がつかないから怒ることもあるし、指名がかぶっていたらずっといないからまた怒ります。それで何かの拍子に「帰る」って言われたら、そりゃ自分のせいでは……って思います。だいたいはお客さんが悪いので、(女の子が粗相をしない限りは)あまり気に病まないで速やかにボーイさんに声をかけるか、リストに行きましょう。
【予防策】
ヘルプとしてしていいこと・やってはいけないことの認識を共有しましょう。
ヘルプでやって怒られることは「連絡先を交換する」「体を密着させる」「プライベートをしゃべる」「進められていないのにドリンクを頼む」「指名の子よりも高い飲み物を頼む」などです。
お金を使う相手はヘルプでなく指名の子なので、そこでヘルプ指名や追加の場内指名でもない子がお金を使わせようとしたら、お客さんも不満を持ちます。
連絡先を交換したり体を寄せたりするのも辞めましょう。爆弾です。そうでなく、明らかに「この人指名がかぶって不満そうだな」と思ったら挨拶して席について、当たり障りのない会話をしましょう。変に指名の子の事を話すと刺激することもあります。
【解決策】
ヘルプの仕方でトラブルが起きたのならすぐに謝罪をしましょう。おそらく「教育がなっていない」とボーイを呼ぶことが多いです。
そのときは、言い訳をせずに素直に読んだほうがいいです。焦ったまま自分でリカバリ―をしようとして失敗するよりも、ボーイさんに協力してもらって解決しましょう。
自分で言うと言い訳に聞こえることも、ボーイさんからだと納得してもらえることが多いです。やきもちやきさんに出くわしたら、とりあえずご機嫌を伺いましょう。
中には、何か知らないけど触ってこようとする人もいます。どういう神経だ。変に断ると帰っちゃうかもな……と思って触らせる人もいますが、それを周りの誰かが見ていて指名に言うとゴタゴタ残る可能性もあります。
そういう時は離れた後で構いません。
ボーイさんに相談してください。一人でリカバリ―するのは危険です。
もしかしたら最初から要注意人物で、ここでやらかしてようやく出禁、というながれになるかもしれません。
最後に
ナイトワーク(水商売)で働くからには、業界ならではの独自ルールと言うものが存在します。好待遇だからと言って直ぐに飛びつかず、面接時や体入時にしっかり確認することがおすすめです。
何でもかんでも法律違反だから……と考えすぎるのも善し悪しがあります。最近は大手グループなどで、上記のようなことを払拭する取り組みをしているお店も増えています。
本入する前にネットでの口コミを確認したり、体験入店(体入)時に女の子に聞いてみたり、紹介で入るのであれば実際に働いている女の子の感想などを参考にして、お店選びをするのが良いでしょう。
ナイトワーク(水商売)で働く女の子たちから人間関係のトラブルで相談件数が増えておりますので、普段から上記の内容などに気を付けていることを心掛けましょう。
ナイトワーク(水商売)で長年キャバ嬢やホステスをやっていると、さまざまなトラブルに巻き込まれたり遭遇したりと悩みは尽きないと思います。
そんな悩みを解決できるサイトがあるのはご存知でしょうか?
ナイトワーク(水商売)のトラブルに強い弁護士さんたちが相談にのってくれるが『ナイトワーク法律相談所』です!!
今は、小さな問題かもしれませんが初期対応の仕方で大きく結果が変わってきますので、まずは気軽に相談してみましょう!
ナイトワーク法律相談所では24時間(土日祝)対応や女性の弁護士さん、出張相談など対応が出来る弁護士さんが多数、登録しておりますのでまずは無料問合せをして1歩踏み出しましょう!!