【派遣トラブル】派遣嬢による盗難が発覚したときの対応について解説

雇用トラブル

こんにちは、ナイトワーク法律相談所です。

クリスマスも無事に終わり、今年のイベントはいよいよ最後、大みそかだけになりましたね。
その間に誰かの誕生日や記念日等々ある人は別として……
前回もお話ししましたが、やっぱりこの時期は大繁盛です。結構お話を聞いてみると、忘年会に2桁回数呼ばれる・参加される人が結構多いです。業種内で顔が広かったり、有力者だったり、関係者や期待されている人といった人は本当に忘年会に参加する回数が多いです。ステータス……までとはいきませんが、でもこの時期に忘年会に何回呼ばれたか、というのが重要になるシーンもあるらしいです。忘年会後に来る人って、だいたい1名様は少ないです。1名様のご来店となると、4次会5次会など、何時間も何回ものみつづけて、人数も減り始めて、「さあお開きです」ってなった時に、たまたま自分が通っているお店の近くで解散したり、家への帰り道でなじみのお店に寄れたりするときなどが多いですかね……。日付が変わる直前までは、忘年会終わりに4人くらいでまとまって飲んでいるところが多いイメージがあります。

あと、普段来ない人が来るのもこの時期の特徴です。
地域によって差がないところも多いでしょうが、12月は客層が悪くなるところが多いと言われています。冬のボーナスや、と経費で飲み代がきれることが多く、普段キャバクラやクラブなどの、いわゆる「夜のお店」に来ることがない人が来がちなのです。普段夜のお店に来ない人は、飲み方がわからない人もいます。「自分が飲むことが最優先」みたいな考えの人が多く、キャストにドリンクを出す、という考えそのものを持っていない人も多いのです。「私たちも一緒にいただいていいですか?」みたいに交渉をするとすぐに「なんで?」と聞いてくる人もみかけます。曰く「俺たちがお金を払って飲んでいるんだから、君たちはそれを見てお話ししてもてなさなきゃ」らしいです。ドリンク交渉といえば、この時期になると「風邪をひいていて薬を飲んでいるから、お酒を飲まないようにしている」って人も多いですよね。
まず、風邪をひいているのなら不特定多数が集まる飲み屋に来るな、と言いたいところです。薬を飲んでいる段階なのに、キャバクラとかに来るその考えが不思議です。自分の体調もですが、その風邪が周りに感染するときの事とかも考えていないんでしょうかね。

例えばその人に指名の女の子がいたり、ボーイさんと仲が良かったりしたら別にいいです。もともと来る予定を蹴らなかった、すごいな、となるので。団体で来ていてとかなら、逃げられなかったのかな、ご愁傷さまです、などと思えます。指名の子がいたり、ボーイさんと仲が良かったり、団体で来ているのなら場も盛り上がっているしだいたいドリンク交渉はしやすいです。でもそうでなく、一人でフリーで入ってきたとき。風邪をひいているのだから、なぜ帰らないのですか???って顔になります。一人ならそういう判断もできるはず……。

しかも、「風邪をひいていて薬を飲んでいる・体調不良だからお酒飲まないんだ。水だけでいいよ」と、ハウスのミネラルウォーターばかり飲まれていたら、こっちは「一緒に飲んでいいですか?」なんて気まずくて聞けません。「俺のことは気にしないでお酒飲んでいいよ」と向こうから言われたのであれば「ああ、いい人なんだな」と飲み物も頼めますが、最近はそういう人も減ったのが事実。そういうことをされると、接客も若干力を抜きたくなってしまいます。
風邪をうつされるかもしれないリスクの中、ドリンクの交渉もしづらい状況の接客なんてあまりいいものでもないですからね。しかも相手は素面ときた。どうして飲みに来ようと思ったのかその心意気だけ聞いてみましょう。

と、まあ年末や冬のお客さんは、普段とは違う層といえます。
飲みなれていない人がほとんどですが、中には昔たくさん飲んでいたけど今は全然。ただ、忘年会の帰りに連れられて久しぶりに来た。という人もいます。
こういう人は、飲み方もわかっているので、もう一度はまってくれれば大きな利益になることが多いです。そうでない、飲みなれていない人ですと、今後つながる人とそうでない人で五分五分です。話のもっていき方で、今後ちゃんとつくかどうか探ってみるほかないですね。

また、この時期ですとお店の女の子にも、普段いないような知らない子が増えます。いわゆる「派遣嬢」です。お店によっては派遣をとらないところもありますが、最近は専門の登録制サイトもあることですし、派遣をとるところも多いです。派遣のメリットは融通が利くところです。また、登録会の時に会社側が(こっそり)女の子のランクをつけて、そのランクに合ったお店を紹介するらしいので、お店にとっても雰囲気とかけ離れた子が来ることも少ないです。

また、登録しているので体入のようにドタキャンも少ないです。体入予定の子がドタキャンしたから女の子が足りないなんてこともありがちです。でも、登録制の派遣ならそんなことも少ないです。
デメリットは固定のお客さんを持っていない、が一番大きいです。派遣の仕事はざっくりいうとヘルプに近いので、お客さんとの連絡先の交換も、連絡もノルマも強制されているところはほぼないです。また、会社側が「保証時間」を提示しているところもあるので、どんなに空いていても最低〇時間は時給を発生させないと文句を言われるところもあります。
あとは、意外と在籍の子とのトラブルも多いです。今回は前置きがとても長くなってしまったので、何回かに分けて派遣中心のトラブルをお話しできればなと思います。

トラブル例をご紹介

目次

盗難

窃盗は犯罪です。証拠があるのなら、全部突き出しましょう。
実はこの、派遣嬢の盗難って多いのです。まず先に宣言しておきたいのが、派遣嬢をはじめナイトワークで働いている方のほとんどが真面目に仕事に従事していること、窃盗とはじめとした妨害・犯罪行為は一部の心無い従業員・従事者によって起こっていることです。みんなお仕事に真摯に向き合っています。ただ、こういった一部の心無い人の言動のせいで同じ職・役割についている人にも変な目を向けられてしまうといった悲しい状況にあります。ではなぜ窃盗が多いのか?

理由は単純で、「在籍していないから」なんです。
キャバドレスなどのナイトワーク用のドレスって、ドレスって名がつくだけあって転売しようとすると高く売れるのです。営業用のハンドバッグだってブランドものにしている子が多いです。それを知っている人達が、こっそり在籍している女の子のドレスやハンドバッグを持ち帰り、フリマアプリや古着屋・オークションで転売するのです。在籍していないと、顔を合わせなくていい分バレにくいですし、罪悪感もありません。また、派遣はその立場上お店にいる子の誰よりも早く上がることが多いです。更衣室のほとんどは鍵が内側から締まりますので、一人で物色するには結構余裕が持ててしまうんですよね。

【予防策】

ドレスはシワにならないように、ハンガーや衣装賭けにかけている人が多いです。
だから、鍵付きロッカーに全部しまえるはずもないです。ただ、もしも仕舞えるのであれば、ロッカーにしまいましょう。それが難しいのであれば、全部に所有者の名前を書いた衣装カバーをつけてみるのをおススメします。「これは私のです」と名前を書いておけば、多少抑止力にもなりますし、何より衣装カバーが邪魔になるのと目立つので、手を出す人は少なくなります。貴重品は持ち歩くか、ボーイさんに言ってリストに預けるのもアリです。

【解決策】

まず、派遣会社に連絡しましょう。
ある程度の申し込み履歴は残っているだろうし、お店側も体入扱いとして従業員名簿に記入をお願いするところが多いです。そこから心当たりのある人にあたってみましょう。それでも戻ってこなかったら、いっそのこと被害届を出すのもアリです。前述のとおり、窃盗は立派な犯罪です。よっぽどいらなくて処分に困ったものでない限りは手を打つことをお勧めします。

最後に

ナイトワーク(水商売)で働くからには、業界ならではの独自ルールと言うものが存在します。好待遇だからと言って直ぐに飛びつかず、面接時や体入時にしっかり確認することがおすすめです。

何でもかんでも法律違反だから……と考えすぎるのも善し悪しがあります。

最近は大手グループなどで、上記のようなことを払拭する取り組みをしているお店も増えています。
本入する前にネットでの口コミを確認したり、体験入店(体入)時に女の子に聞いてみたり、紹介で入るのであれば実際に働いている女の子の感想などを参考にして、お店選びをするのが良いでしょう。

ナイトワーク(水商売)で働く女の子たちから接客のトラブルで相談件数が増えておりますので、普段から上記の内容などに気を付けていることを心掛けましょう。
ナイトワーク(水商売)で長年キャバ嬢やホステスをやっていると、さまざまなトラブルに巻き込まれたり遭遇したりと悩みは尽きないと思います。

そんな悩みを解決できるサイトがあるのはご存知でしょうか?
ナイトワーク(水商売)のトラブルに強い弁護士さんたちが相談にのってくれるが『ナイトワーク法律相談所』です!!

今は、小さな問題かもしれませんが初期対応の仕方で大きく結果が変わってきますので、まずは気軽に相談してみましょう!
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