【まとめ】「本入したら条件が違った!」を防ぐために、事前に確認しておきたいこと

お役立ち情報

 

こんにちは、ナイトワーク法律相談所です。

みなさんがナイトワーク(水商売)を始めたきっかけは何でしょうか?
高い給料?副業?知り合いが誘ったから?空いている時間を使いたくて?自由の利く仕事だから?
きっかけはたくさんありますよね。偶然が重なって今のお店で働いている人もいるだろうし、「キャバ嬢になりたい!」って始めた人や、お酒にかかわる仕事をしたくて始めた人も周りにはいます。
でも、やっぱり周りの人に訊くと、給料と時間(シフト)のお話がたくさん出てきます。
確かにナイトワーク(水商売)ってお給料もシフトも好待遇なところが多いですよね。
空いた時間で稼ぎたい、日払いがほしいなどのお給料の面はもちろん、普段の昼のお仕事が終わったら働く、次の日は朝早いから終電前に帰りたい、とかのシフトの融通も利きます。
体調が悪いから、急な対応が入ったから、とその日の出勤を休んで別の都合がいい日に振替で出勤できることもあります。でものそのシフトや、働く時間に関しても相談を受けることがあるんです。

今回の記事では、お店とキャスト(従業員)間でありがちなシフトのトラブルについてお話しできればなと思っています。前回・前々回は給与トラブルのお話でしたね。
もしも今回の記事から読んでくださった人がいるなら、ぜひ前回・前々回のキャバクラなどのナイトワーク(水商売)とお店のトラブルについて読んでみてください!

事情を知っている人以外だと、なかなか相談しづらいナイトワーク(水商売)。その中でも、シフトとなるとなおさらです。
体験入店(体入)時には、週1日2日でいいと書いてあるのに、実際は週末強制の週3日からだった、や3時間上がり・終電上がり可能と書いてあるが実際に訊いたら女の子が少ない日が多いから基本的に無理だった、など募集要項とは全然違う条件のお店も多いです。最近はいろいろなナイトワーク(水商売)向けの求人サイトが増え、求人を出すお店も増えています。その分競合店も増えるわけですので、それはほかのお店と差がつけたくなりますよね。だからといって虚偽の表記はよくないですけど。

せっかくシフトに融通が利くお仕事に就くのですから、その特性を十二分に発揮したいですよね。
前置きが長くなりましたが、今回の記事ではお店とのシフトトラブルについてお話しできたらと思います。いつものように対策や解決法もありますので、今後のお店選びにお役立てください!
もしも今働いているお店で、最初に契約したシフトと違う条件で特に説明や相談もされずに働いているのであれば、当サイトであるナイトワーク法律相談所にご相談ください。

では、まずは寄せられたシフトトラブルのお悩みと解決策をお話していきます!

トラブル例をご紹介

目次

本入店したときの条件とシフトの日数が違う

体験入店(体入)の面接時に週に何日入れるかのお話をすることが多いと思います。
中には出勤する曜日が固定の契約や、曜日ではなく出勤日数だけが固定の契約もあります。週末専門の契約も多いですよね。例えば週に4日の出勤と決めてしまえば、週に4日以上は出勤が可能です。しかし、出勤調整と称して出勤日数を契約条件より少なくされたという話も多いのです。
お金を稼ぐためにナイトワーク(水商売)を始めたのであれば、この出勤調整はとても厄介です。そもそも、面接時にキャストが提示した出勤日数を通して契約を結んだのはお店側なので、キャストの勤務態度が目に見えて悪いこと以外で出勤日数を減らすのはいけません。

【予防策】

面接の時でも、本入店したあとでもいいので、出勤日数について相談しましょう。
中には、出勤日数の契約は形だけのお店もあります。「書類には項目があるから、とりあえず記入して。あとの調整はこっちでやるから」みたいな感じです。自分がこの日数出勤したいのは、こういう理由があるから、この金額が必要だから、などとしっかり自分の意思を伝えてみてください。昼職やほかの仕事も掛け持ちでやっているのであれば、自分のスケジュールとすり合わせ、絶対に出勤できる曜日を念押して伝えることも吉です。

【解決策】

もしも自分の勤務態度が悪いと感じたのであれば、勤務態度を改善しましょう。
遅刻や当日欠勤は多くないですか?お店側も、出勤がはっきりしないキャスト(従業員)をシフトに組み込むのは不安なはずです。最近遅刻が多かったな、当日欠勤が常習化して振替出勤も組まなかったな、などの心当たりがもしあるのなら、すこしずつ改善していきましょう。そうでなく、ただただ減らされるのであれば、一度週や月の出勤日数・時間・ついた卓の数などをスケジュール帳など手軽な手帳にメモしてみましょう。出勤確認の際の連絡も大切な証拠になりますのでとっておきましょう。記録がある程度溜まって、やっぱり契約日数理も出勤日数があからさまに減らされているのであれば、当時面接を担当してくれたボーイ(黒服)、あるいは店長に相談してみましょう。その際に改めて自分のシフトの組み方も考え直してもいいかもしれません。

契約時間通りに退勤できない

勤務時間保証、終電上がり可能、3時間上がり可能……求人サイトを見ていると、いろんな勤務時間の条件が出てきます。
昼職の時間が朝早いときや、子供がいるからあまり遅い時間まで出勤できない人にとってはまさに好条件です。地元や住んでいるところにあまり知られたくないからと、遠方で働く人にも終電上がりは魅力的です。夜遅く自分の住んでいる場所の近くまで車で送られると目撃されてしまうこともありますからね。また、家が遠いと車が回らないからと最後まで送りを待たなければいけない場合もあります。しかし、いざ本入店してみたら「在籍の女の子が少ないのでこの曜日は終電で帰れない・3時間であがれない」など言われることはありませんか?勤務時間保証も守られない時も多いです。閑古鳥が鳴いて、売り上げもなく早閉めしてしまうなら話は別になるのですが……。この時間帯までしか働けないから時間を決めて出しているのであって、それを超えてしまったら残業です。

【予防策】

契約をするさいにハッキリ言いましょう。
昼職をやっている人はそれも含めて言ってしまって大丈夫です。「〇〇(在籍しているほかのキャスト)もお昼やっているけれどオープンラストで出ているから平気」など言ってきても無視です。人には人の働き方があるので、自分の体力とその人の体力が違うと言ってもいいです。勤務時間保証に関しては、保証期間が終わると同時に切れるお店も多いです。保証期間の話をされたときに一緒に質問してみましょう。

【解決策】

出勤確認やシフトを提出する際に確認しましょう。
終電上がりで契約している人は、「終電上がりの日ですが、大丈夫ですか?」と一言添えるだけでも効果はあります。あまりよろしくないのですが、ただたんにお店が忘れてしまっていることもあります。
勤務時間保証の方は、保証期間内に一度相談してみましょう。成績次第で決まることもあります。〇時間以内の勤務可能、のところで本人の希望なしにそれ以上勤務させられているのであれば、自分の出勤・退勤時間を日ごとに簡単にメモして店長や担当のボーイ(黒服)に相談してみましょう。キャバクラやクラブなどのナイトワーク(水商売)にも、労働基準法はしっかりと適用されます。一度それらに目を通して知識をつけるのもアリです。

最後に

ナイトワーク(水商売)で働くからには、業界ならではの独自ルールと言うものが存在します。好待遇だからと言って直ぐに飛びつかず、面接時や体入時にしっかり確認することがおすすめです。

何でもかんでも法律違反だから……と考えすぎるのも善し悪しがあります。
最近は大手グループなどで、上記のようなことを払拭する取り組みをしているお店も増えています。
本入する前にネットでの口コミを確認したり、体験入店(体入)時に女の子に聞いてみたり、紹介で入るのであれば実際に働いている女の子の感想などを参考にして、お店選びをするのが良いでしょう。

ナイトワーク(水商売)で働く女の子たちからのシフトトラブルでの相談件数が増えておりますので、普段から上記の内容などに気を付けていることを心掛けましょう。
ナイトワーク(水商売)で長年キャバ嬢やホステスをやっていると、さまざまなトラブルに巻き込まれたり遭遇したりと悩みは尽きないと思います。
そんな悩みを解決できるサイトがあるのはご存知でしょうか?
ナイトワーク(水商売)のトラブルに強い弁護士さんたちが相談にのってくれるが『ナイトワーク法律相談所』です!!

今は、小さな問題かもしれませんが初期対応の仕方で大きく結果が変わってきますので、まずは気軽に相談してみましょう!
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