「お客さんを呼べ」とお店側から圧力。どう対応するべきか?
こんにちは、ナイトワーク法律相談所です。
今年の梅雨は暑いですね。梅雨入りしたと思ったら、ずーっと暑く晴れた日が続いています。
暦がずれてしまっているのでしょうかと戸惑いますが、5月まで普通に快適な気温だったので、その可能性もないですね。
暑くなりはじめの安定しない天気は、人を外出させる気もなくさせます。梅雨もそうですし、この時期だとそろそろ夕立も発生します。
会社が終わってこれから飲みに行くぞと思っていたのに土砂降り……。湿気と暑さも相まってじめじめ蒸し蒸し……。夕立のような短い時間だけにしか降らない雨は、空気を冷やすというよりは、暑さで降った雨を蒸発させると同時に湿気で大げさに言うとサウナのような感じになります。
お店への移動のことも考えてしまいますし、それなら接待とかの約束でもない限り家で飲んだほうが良いのではないかという考えの人も増えてきます。
最近はリモート飲み会も流行っていますしね。
リモートキャバクラとかリモートガールズバーとかの求人をよく見かけるのですが、実際どうなんでしょうね?キャバクラもそうですけど、女の子に触れるか触れないかの距離で接客してもらうからこそ成り立つお仕事だと思うんですよね。ボディタッチや、テーブルの上での気遣いを見て、誰を指名するとか仕事の接待時に活躍してもらうとか決まるとは思うのですが……。
リモートキャバクラもですが、近頃は色々なナイトワークの方向性や客層が代わってきた感じがします。
昔は、それこそ「ワケあり」のキャストが多かったそうですね。実家を飛び出してきた子や借金返済のために働く子、シングルマザーなど……。今みたいにダブルワーク感覚とか、学生バイトで働いている子は少なかったそうです。
また、接待に使われるのが主だった地域では、社会経験になるので親がお店に「うちの子を働かせてくれ」と頼みこむことも多かったんですって。今だと、親に内緒にしている子、自分の子が働いているのは知ってはいるけれどもあまり快く思わない親などが多い気がします。
母親が経営しているスナックを手伝い、そこからナイトワークに興味を持ちキャバクラとかで働く子もいますが、以前に比べて減ったかなとは思います。
これは個人の見解なのですが、キャバクラで初めて働く子って、「ガールズバー」「スナック」「完全に未経験」に分かれると思います。中にはコンカフェからって子もいますが。
話がそれるのですが、コンカフェ従事者って特にナイトワークに厳しいそうです。
メイドカフェとかの「いかにも」といったコンカフェは、ナイトワークとのダブルワークは基本的に禁止とされています。バレるとクビだそうで……。
イメージを保たなければいけないですもんね。大手メイドカフェで働いていた子のキャストページを見せてもらったことがあるのですが、出身地や好きな食べ物などが現実味を帯びないような感じでとても作られていて、(ちょっと古くなっちゃいますけど「こりん星」のような感じです)確かに、ここまでキャラ設定がしっかりしている子がナイトワークで働いていたら世界観を壊してしまうし、お店の評判にも繋がっちゃうので働きにくいですよね。
コンカフェにも、皆が想像しやすいメイドカフェとかの他に、カフェタイムとバータイムが設けられているタイプがあります。バータイムの蓋を開けるとほとんどガールズバーなので何が違うんでしょうね……。一応制服などのコンセプトは決められているのでそのあたりでしょうか?
閑話休題です。その「ガールズバー」「スナック」「完全に未経験」なんですが、人気が出やすいのがスナック出身の子なんですよね。もちろん未経験でも翌月にナンバーに入る子も多いです。ガールズバー時代にリクエストいただいていたお客様と同伴体入している子もよく見かけます。キャバクラに限らず、ナイトワークって本当に才能がモノをいう世界です。努力ももちろん報われますが、スタート地点が違います。努力も、他の人をみて学んでいくのもアリですが、他の人を真似しても自分に合わないことが多いです。自分なりのやり方を発見するには、経験を積むのが一番です。その経験を周りが教えてくれるのがスナックだと思うんですよね。スナックって客層も飲み方を知っている人が多いですし、ママもいい人だととても面倒見がいいです。最初にママからもらった源氏名をそのまま使い続ける子も多いんです。
だから、スナック出身のキャバ嬢はとても人気が出やすいです。だってマンツーマンもマイナスがかかった時も、団体だってすぐに対応できますし。一通りのマナーもママから教わることが出来ます。大体スナックのママになる人は、過去にナイトワークである程度の売り上げを出し独立した人が多いので。
逆に、スロースターターの女の子もいます。お店や地域に合わせた接客のしかた、常連さんとの距離を徐々に埋めているような感じのこです。
実力や外見社会であるナイトワークはスロースターターの子は冷遇されがちです。だって、ある程度期間が無いと成績が残せないのですから。
売り上げが無いと色々お店側から圧をかけられることが増えますよね。
それでお店とトラブルを起こしてしまうことも少なくはないです。
お店側からの圧に潰されそう
目次
今は特に外に飲みに行く人も少ないので、お店の経営のためにお客さんを持っている人には呼んでほしいといった圧・入店したての子には一定数の人との連絡先交換や場内指名の獲得の圧をかけられることが多いです。
ノルマを課されるお店は今は少ないのですが、それでも何かを設定されることが多いです。
例えば今週中にお客さんを呼ばないと系列のお店に移動してもらうとか、お給料を渡さないとか……。これ一種の脅迫ですよね。
予防策
情報を共有できるようなキャストがいればいいですね。
系列に移動させるなどといった情報の真偽って、ナンバー嬢や店長と仲のいい女の子がわかっていたり聞きやすかったりします。相談を持ち掛ける感じで何気なく聞いてみるのもアリです。
ふざけて言ったのかもしれないですし、もしかしたら店長と根本的な性格ややり方が合わなくて衝突していることもあります。
解決策
自分が頑張っていてダメだったというのをわかってもらうために、何かきっかけを見つけてお客さんと連絡するのもアリだと思います。まじめな子とか、出勤態度のいい子は大体「頑張ってもダメだったら仕方ないもんね」ってなることも多いので。
あと、ただ単純に女の子たちに発破をかけるために言っていることも多いです。
その時は大体ハッタリなので深く受け止めないほうが良いかもしれません。
正直、こういった圧をかけられると女の子も必死になるので売り上げが伸びる子も多いのが事実です。事情が分かったり、飲みなれていたりするお客さんに連絡をするキッカケにもなりますし。
お店側もそれを知っていて圧をかけることが多いので、本当に辛くなったらお店自体のやり方が合っていないので、お店に関しての相談をしてしまってもいいかもしれません。
スロースターターの子は、一応その旨を伝えてみるのもいいです。仕事が出来る子は、例えお客さんが付いていないとしても勤務態度や卓の整頓などがしっかりできているので、お店がそれを見てくれているのであれば、納得してくれるはずです。
最後に
ナイトワーク(水商売)で働くからには、業界ならではの独自ルールと言うものが存在します。好待遇だからと言って直ぐに飛びつかず、面接時や体入時にしっかり確認することがおすすめです。
何でもかんでも法律違反だから……と考えすぎるのも善し悪しがあります。
最近は大手グループなどで、上記のようなことを払拭する取り組みをしているお店も増えています。
本入する前にネットでの口コミを確認したり、体験入店(体入)時に女の子に聞いてみたり、紹介で入るのであれば実際に働いている女の子の感想などを参考にして、お店選びをするのが良いでしょう。
ナイトワーク(水商売)で働く女の子たちから金銭トラブルで相談件数が増えておりますので、普段から上記の内容などに気を付けていることを心掛けましょう。
ナイトワーク(水商売)で長年キャバ嬢やホステスをやっていると、さまざまなトラブルに巻き込まれたり遭遇したりと悩みは尽きないと思います。
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